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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

「我が子に予防接種を打たせない」という判断

予防接種って必要なのかなぁ。漠然とそう思ったのは我が子が妻の体に宿って半年くらい経ってからです。母子手帳などにはこの時期にこのワクチンを打ってくださいねという案内が載っていて、それをよく読み、子供を大切に思う親なら我が子を感染症から守ろうと予定の通りに予防接種に連れて行くと思います。

本記事はもし私のように予防接種に疑問を少しでも抱いた方へ役に立つ情報になるかと思いますし、真の意味で健康とは何かを考える機会になるかと思います。下のような方へ向けた内容になっています。

  • 子育てを今から始める方
  • 予防接種に疑問がある方
  • 実際の効果を知りたい方
  • 変な人もいるもんだなぁと認識したい方 
  • データや数値で納得したい方

 

疑問を持ち始めた発端 

第一子の息子が妻の胎内に宿ったのは2021年の2月。その頃世界は未曾有の感染症COVID-19の脅威的な感染力に苦しんでいました。どこにいくのにもマスク着用と手のアルコール消毒が義務で、屋内では人数制限も設けられていました。そして、夏明けごろに登場したのがmRNAワクチン。新型コロナウイルスに対抗するために研究された予防接種です。その頃勤めていたスイスの職場でも2021年10月からワクチン接種を行っていないものは三日に一度のPCR検査を義務付けされました。事実、コロナが蔓延し始めた当初の2019年は私も早く薬ができればいいなと考えていました。しかし、研究に身を置いている身からすると2年という速さでワクチンができるのは想像できないし、そもそも普通の風邪も従来型コロナウイルスが原因で、ウイルスは変異を繰り返すからそれに対する予防接種ができればノーベル賞だと講義を受けた事を思いましました。さらに、当時報道されていた副作用がかなり痛々しいものでした。僕はこの段階でコロナに対する予防接種を受けるのに慎重にならざるを得ませんでした。もちろん同僚はすでに2回接種している方がほとんどで、受けていない事で外で話すときにマスクをつけられたこともあります。時が経つにつれて風当たりは強くなり、ついに接種していないとイベントや友人との会合、勤務までも不可能な政策が取られました。ここまで締め上げられると流石にもう打ってしまおうかと何度か考えましたが、僕にとっては理解できないことがいくつかあったのでやはり接種は慎重に判断する立場を変えませんでした。その理解できない幾つかのうちの1つは政府が発表する有効率という数字です。算数を習った人ならこの計算おかしくない?と疑問に思いますよね。発症率だけで計算してみると、どちらにしろ1%以下ですし。また、僕の周りはほとんど受けていた、そして僕は二日に一度PCR検査をしている。にもかかわらず、僕は今まで一回も陽性になったことはなく、周りの方々の体調がすぐれなくなり陽性となり、自宅療養することが何度もありました。本当に予防できているのか?と思い始め、ワクチンについて調べ始めたのです。

アントロポゾフィー人智学)医学とは

ワクチンについて調べている中で40冊ほどの本と文献を読みましたが、科学と人間を医学的に述べている本の中で最も勉強になったのは人智学という領域でした。海外ではアントロポゾフィーと言われています。その中でも人智学医学はルドルフ・シュタイナー博士によって始められたアントロポゾフィーを基盤とし、イタ・ヴェーグマン医師の協力のもと創始されました。ドイツを中心に、現在世界中の国々で実践され、2000人の医師と10000人近い各種療法家が携わり、日本でも実践されています。

自然科学的基礎に基づき、自然由来の薬品、並びに入浴、湿布やリズムマッサージを用いた理学的、看護的な療法、造形、線描、絵画、音楽、オイリュトミー療法など多岐に渡るのが特徴で、患者本人が自己治癒プロセスを呼び起こし、この自己能動的で創造的な行為を通して健康になることが目的です。

スイスでは、ゲーテアヌムというアントロポゾフィーの総本山とも言える場所の近くに居住していて、勉強する機会が多々ありました。このアントロポゾフィーが物事を考える際の一つの指針になりました。

参考になった本

もともと私はワクチンに好意的な人間でした。そういう人間がまずやるべきは自分と異なる立脚点になっている方の本を読むことです。したがって、慎重派、反対派の書籍で勉強しました。その中でも参考になった本たちを以下に示します。入門書から哲学書まで読みましたが、ここら辺が理解しやすいと思います。本間真二郎先生はNIH(アメリ国立衛生研究所)でワクチン開発に携わってらした博士なので、個人的に良く本を読ませていただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

複数の医師との議論

とはいっても僕は予防接種の専門家ではありません。自分の考えを整理するにあたり、話をきいてみたい医師が参加するオンラインミーティングに参加し、実際に講義を聞き、質問し、情報を整理しました。やはり、直接話せるのは背景なども含めて全て聞けるのでお勧めです。更に、スイスで長男誕生後、担当してくださった助産師さんや医師の方がアントロポゾフィーに精通していて、キャリア40余年の現在でも勉強されている方だったので、その方々に相談し、こちらも勉強できたことも僕にとっては大変有意義でした。

種類と接種者、非接種者の実際のデータ

それでは、実際のデータを見てみましょう。医師(本間真二郎先生)から拝借したグラフも含まれます。その前に一般的に予防接種が必要と言われている感染症がどんなものか以下に示します。

ロタウイルス感染症

下痢により脱水が疑われる場合は入院するべきだが、日本での死亡例はほとんどない。ロタウイルス予防接種ではもう一つの胃腸炎の原因であるノロウイルスを予防できません。

B型肝炎

感染のほとんどが母子感染によるもので、両親のいづれか、特に母親がウイルスのキャリアの場合にリスクが高くなるが、妊娠適齢期に抗体の有無を検査して、保有していなければ予防接種を打つ選択肢もある。

ヒブ感染症肺炎球菌感染症

ヒブ、肺炎球菌は共に常在菌の一種で、健康な人には悪さはしない。何らかの原因で免疫力が低下した場合に肺炎を引き起こす。それによって可能性のある髄膜炎は2歳までのリスクが高い。しかし、母乳には、ヒブや肺炎球菌に対する抗体も含まれるため、2歳までは母乳を続けるのが理想。我が家では西原式育児もおこなっているので問題ありません。

ジフテリア

呼吸困難を伴う重篤感染症だが現在の日本では全く見られない。抗生剤も有効です。

百日咳

稀に6か月までに感染すると、呼吸が止まる発作を招くことがあるのでその時までは外出を控えるのがいいです。年長児では重症になることはありません。

破傷風

年間発生数は100人前後で、ほとんどの成人(特に高齢者)、発症後の死亡率も10-20%。破傷風は感染が疑われる外傷をおってからも希望すればワクチン接種が可能です。

ポリオ

日本では1981年以降、41年以上自然発生はない。海外でも2か国で残っているのみ。

BCG

通常の肺結核の予防効果はないが、結核髄膜炎や粟粒結核の予防に効果があると考えられています。ただし、これらの感染リスクは生後6か月までが高いにも関わらず、一般的にワクチンを受けるのは生後5か月以降。

麻疹

現在の日本では死亡例はほとんどない。年間患者は数百人。

風疹

3~4日で治る軽い病気。年間患者数は数百人。ただし、妊娠中にかかると重篤な後遺症や先天風疹症候群(年間で0~数人)を起こす場合がある。女の子であれば、妊娠可能な年齢になる前に抗体値を測定し、免疫がなければワクチンを打つという選択肢もある。

水痘

とても軽い病気で、発疹が全身にでる。このワクチンはもともと健康な子供ではなく、白血病の治療中など免疫が低下した場合に使われていた。

日本脳炎

感染してもほとんどが無症状で、稀に脳炎を引き起こす。年間患者は5名ほどで、ほとんどが高齢者。

 

では、論文からデータを整理していきましょう。

予防接種に沿った診察の相対発生率と診断数の累積率

本論文では予防接種を進めていくにしたがってどれくらい診察を受診率が増加したか示した論文です。

残念ながら本論文は撤回されてしまいましたが、ここまでのデータは嘘では作れないので、お金かなにか力が働いたと考えても不思議ではありません。

接種率が増加するとともにRIOVが増加しています。

予防接種を受けた6-12歳の米国人小児と受けていない小児の健康に関する試験的比較研究

ワクチン接種児と未接種児の健康の分析:発達の遅れ、喘息、耳の感染症、胃腸障害

感染症減少の理由は?

一般的に感染症が少なくなったのは予防接種が広がったからと考えている人もいますが、実際には、公衆衛生の向上、栄養状態の改善、生活環境の改善、抗生剤の登場が主な原因と考えられています。軽度の感染症なら、予防する必要などなく、免疫力の調整に必要です。歴史的には、ワクチンが登場するのはいつもその感染症の患者数・死亡者数が共に大幅に減少した後です。接種を始めたら減少傾向が鈍化しているものも多々あります。下に幾つかグラフを示します。

内容成分と副作用

予防接種の成分には様々なアジュバント(免疫賦活剤)が添加されています。

  1. 水銀は神経毒です
  2. アルミニウムは脳、骨、骨髄の破壊作用があります。
  3. ホルムアルデヒド発がん性物質シックハウスの原因です
  4. スクワレンは身体内に入ると動物の不妊剤、去勢剤として働きます
  5. ポリソルベート80は動物の不妊剤です。
  6. ゼラチンはアナフィラキシーショックの原因です
  7. グルタミン酸ナトリウムは糖尿病や神経障害の原因です

代表的な副作用としては、発熱、接種部の発赤・腫脹、下痢、嘔吐、じんましん、アナフィラキシーショック、死亡などがあり、さらに長期的な副作用としてはデータで示したように様々なものが考えられますが、時間が経過しすぎると関連がわかりにくくなるため、認識はされづらいです。

日本では予防接種は強制じゃないの?

強制ではありません。国として推進しているだけで、個々人の判断に任せられています。名前が定期接種、任意接種とややこしいですがどちらも行ってみれば任意の接種です。

すべては自己責任、必要ないと考えるならしっかり勉強するべき!

当たり前の話ですが、予防接種を受けない決断をしたなら、いくら任意の接種といえどもそこには自己責任が伴います。なにかあっても誰のせいにもできません。決断するなら覚悟が必要です。幸い今の居住地区の保健師さんたちは大変理解がある方で少し説明しただけで事が済みました。しかし、地域によっては、もしくは親の態度や勉強度によって育児放棄や虐待を疑われてる可能性もあるみたいです。僕の場合、日本で育児放棄や虐待を疑われる事例が結構あるのを聞いていたので、これ以上ないくらいしっかりと資料を準備していきました。博士の本気はかなりすごいですよ(笑)論文もプリントアウトし、日本語訳も付けた方がいいでしょう。

まとめ

僕の場合、予防接種がしっかり効果があると仮定して(データから見るとそれも怪しいですが)、短期・長期の副作用+データを天秤にかけて摂取しない方がリスクが少ないと判断して親として予防接種は受けさせない決断をしました。この記事はあくまで僕の個人的判断にいたる道筋を示したものなので、ご自分で情報を集めて勉強されることを大変お勧めします。

 

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