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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

2度目のpractical【TA業務】が終了しました

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こんにちは


外はすっかり寒くなり、日も短くなりました。
先週から日本との時差が冬時間の、8時間になりました。

9月の下旬から今週まで実験も碌にせず、違うキャンパスと化学科の往復ばかりしていました。

ラクティカルのためです。


実験室にいたのは月曜と火曜のみ。

あとは学生と実験していました。



こちらでは博士課程学生が学部生の学生実験を監督する義務があるのです。


教授が雇っている学生数に応じて、監督する時間が変わりますが、在籍中に約500時間程もTAをするのです。


去年も冬にやったのですが中々面白いのです。

自分がやった事のない反応もあるし、普段行なっている実験を何もわからない学部生に一から説明するので、盲点に気がつくこともあります。


学生は14個の反応を通して、メカニズムや論文の実験稿の書き方を叩き込まれます。


僕らの仕事と言えば、実験前のレクチャー、実験中の監督、レポートの添削などです。


幸運なことに去年と同じプラクティカルの担当になったのでこちらにも予備知識があり、ハウトゥが分かっていたのは大きかったです。


去年は担当の教授も初めてだった事もあり、探り探りでしたが、今年は勝手がわかっているので教授も少し気が楽そうでした。


8人の学生を2人のTAでみるのですが、3ヶ月のセメスターを半分に分けて、1ヶ月半ずつ、1人のTAが8人の学生を担当します。


今年は台湾人🇹🇼の同期とのペアで、どちらもドイツ語が話せないのですが、学生たちが英語で話してくれたので助かりました。


去年は後半を、今年は前半を担当しました。


去年後半を始める際に、平均で8個目の実験を開始するところだったのですが、今年私が前半を終えた時は平均で12個目まで終わっていました。


手が動く学生だったようでラッキーでした。


ほとんどレポートも同時にアクセプトしていたので後半のTAがやる事はあまり無い 笑。


【私がやる時までに14個おわしておいて】と言われていたので、それは叶わなかったですが‥笑



いくつかのプラクティカルがありますが、このプラクティカルは結構体にきます。


週の半分以上を、ずーと、説明したり、やって見せたり、レポートの添削したり、滝のような質問を同時に答えたりするので聖徳太子でも少し息が上がると思います笑


土曜日は10時まで寝てしまうくらい‥


それがやっと終わったので、気が楽になりました〜


次はまた一年後です!



バケーションでも取ろうかなと考えている今日この頃でした。


第一回目のTAについての記事はこちら!

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いつもありがとうございます😊

では!