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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

スイスの健康保険の手続き〜バーゼル生活〜

こんにちは バーゼル博士です! 今回はスイスに住む際に絶対入らなければならない健康保険について書きます。 日本は国民皆保険がありますがスイスの健康保険は少し毛色が異なるのでご紹介します。

ちなみに家族呼び寄せ制度を使って後から渡欧する方はビザ申請のために入国より先に保険のオファーをお願いする必要がありますが、その際は先にこちらに居る家族に手続きをお願いすればいいので問題ないと思います。 独り身でこちらに居住目的で来る場合は入国してから保険に入ればいいと思います。

ん? って思いましたか? 決まった保険料を払えばいいんじゃないのって!

こちらでは自分でプランを選択する必要があります。 こちらのサイトで自分に合ったものを選択すると保険会社から連絡が来て契約に進みます。 大体月300CHFくらいです。たくさん不安ごとがあっていろいろ詰め込むともちろん高くなります。

あとこちらでは具合が悪いからと言って好き勝手に大きな病院に行ってはいけません。 まず、かかりつけ医的なお医者さんを家の近くに決めます。 そして、何かあったらまずそこに行きます。そこで解決しないような容体であれば大きな病院への紹介状を書いてもらえます。 勿論交通事故などの時は救急車を呼べば来てくれますが... 保険料が増える原因としてかかりつけ医を付けていると少々高くなります。 ただ、付けていないと病院に行きたいときにまず病院にアポイントメントを取る所から始めないといけないので個人的には付けたほうがいいと思います。

僕の場合は保険料は政府奨学金でカバーされるのでサイトで手続きはしませんでした。(結局したような気がするんですが 笑) なのでこの記事では政府奨学金をゲットした方に適した記事になってしまうと思います。

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奨学金をゲットした方、おめでとうございます。

特にこの政府奨学金を採択された方は保険会社はCONCORDIAというところになると思います。 僕は4月に入学して、奨学金の受給が9月からなのでその間の5か月間は後で会社を変えるのが面倒なので秘書さんにお願いしてCONCORDIAでお願いすることになりました。 月320CHFくらいだったと思います。

この9月から受給が始まったので契約形態を変えないといけないらしくその旨のメールをCONCORDIA から受け取りました。 そしてかかりつけ医を選ばないといけないといわれたのでURLから入って隣のマンションに住んでいるお医者さんをかかりつけ医としました。

そのあと眼科の保険も付けますかーとか歯の保険も付けますかーとか聞かれるので自分に合ったものを選んでください。 僕は月385CHFになりました。て言っても奨学金でカバーされるのでタダですが。 (あまりに高いと年300CHFを払わないといけないみたいですよ)

内容に同意するボタンを押すとCONCORDIAから電話が来て、バーゼル市内のオフィスで面談に呼ばれました。

面談ではスイスの健康保険のシステムの説明やその他の選択肢などを見せていただきました。 その結果、かかりつけ医とは別に大きな病院に行く際に専門医を選べるようにし、入院した時は二人までのセミプライベートルームに入れるように変更しました。 さらに月割りの金額も300CHF まで下げることができました。

非常に親切に相談に乗っていただきました。

帰る際には今日は雨が降ると思うからと結構しっかりした折り畳み傘を頂きました。 理由の付け方がイケメンですね 笑。

実際に保険の内容が変わるのは1月からになるとのことでした。年の途中で基本の内容を変更することはできないようです。

以上 保険の契約についてでした。 参考にしていただければ幸いです。

では  Have a good day!