本記事は以下の方に向けて書いています
- スイス政府奨学生を目指している方
- 所属課程修了に3年間以上必要で、4年目の奨学金を探している方
2019年からスイス政府奨学生なのですが、先日、本部からメールが届きました。
「あなたの奨学金は2022年8月をもって終了します。もしその時点でPhDが取れておらず、生活資金が確保されているのであれば以下の3点は確約します。
1:スイス政府奨学生としてのステータスは維持されます。
2:最長2023年の8月まで保険料はこちらで支払います。
3:PhD終了予定日からの半年後までに本国に帰るならば、帰りの航空券代は払います。
希望の場合は資金証明書を添付しメールで送ってください。」
勿論初めからスイス政府奨学金が3年分しかないこと、スイスのPhDは4年間であることはボスも私も知っていてのことで、最終年はボスが支払う事になっていたので全く心配はしておりませんでしたが、まさか事実上の延長ができるなんて!
すぐにボスに書類を作ってもらい返信しました!
第一に奨学金は雇用主に優しいのです。今まではPhDのお給料を半分がスイスから半分をボスからもらっていました。これがメインの理由で応募し採択されたわけですが、その特典として保険料を全額カバー、公共交通機関の半額券を一年分プレゼント、帰りの航空券代の支払いなどもあったわけです。
スイス政府奨学金の詳細を調べた際に3年間でPhDを取れなかった場合は本国に帰らなければいけない旨があったので問い合わせしましたが、お茶を濁されて終わっていました。
なんとかなるでしょと軽い気持ちでボスも私もいたわけですから、このメールをもらった際は「スイス、めちゃくちゃ太っ腹じゃん!」と感激したわけです。
帰りの航空券代をカバーしてくれるのは勿論嬉しいですが、もっとも歓喜したのは保険料のカバーです。
1月5万円を支払う事になるのかーと思っていましたが、それがPhD最期までカバーされるとなるともはや私には奨学金延長にしか聞こえませんでした。
素晴らしすぎます。
このような情報は他では見つけることができなかったので日本からアプライの方に書き留めておきます。
読んで頂きありがとうございました。
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