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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

鼻うがい(鼻洗浄)は素晴らしい!やり方とおすすめの鼻洗浄器は?

近年、鼻うがいが注目を集めていますよね。実は私も一年ほど前から鼻うがいのとりこになっております。風邪気味の時に鼻洗浄して寝ると翌朝には治ってますし、風邪をこじらせたとしても治りが早いです。本記事が鼻うがいに興味はあるけど、どうしたらいいの?なにがベストなの?とお困りの方に参考になれば嬉しいです。

以下の方々に向けて書いています。

  • 鼻うがいに興味がある方
  • メリットとデメリットが気になる方
  • どんな時に行えばいいのかわからない方
  • おすすめの鼻洗浄器を知りたい方

鼻うがいとは


鼻孔に洗浄液を流し込み、もう片方の鼻孔から流し出し、細菌やウイルスなどを洗い流して、洗浄する方法です。

5000年の歴史がある古代のインド発祥の医学アーユルヴェーダでは、毎日のヨガの前に行う鼻ヨガとして歯磨きと同じくらい定期的に行われているとか。

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メリット

鼻うがいを行うメリットとして以下のことがあげられます。

  1. アレルギー対策 花粉やホコリなどのアレルゲンを鼻腔から洗い流すことで、アレルギー症状の緩和に役立ちます。

  2. カビやウイルス対策 鼻うがいによって、ウイルスや細菌を洗い流すことができます。これにより、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に効果が期待できます。
  3. 副鼻腔炎の緩和 鼻うがいは、副鼻腔に溜まった粘液や汚れを洗い流すことで、副鼻腔炎の症状の緩和に役立ちます。
  4. 鼻詰まりの緩和 粉症や風邪などで鼻づまりが起こった際に、定期的な鼻うがいによってこれらの症状を軽減することができます。
  5. 口臭予防 口の奥の細菌や汚れを洗い流すことで、口臭の予防にも役立ちます。

注意点

注意点もあります。

  1. 適切な方法の確認: 鼻うがいを行う際には、適切な方法や器具を使用することが重要です。

  2. 清潔な水の使用: 鼻うがいには清潔な水を使用することが必要です。不潔な水を使用すると感染症のリスクが高まりますので、注意が必要です。

  3. 適切な頻度の確保: 鼻うがいを行う頻度にも注意が必要です。過度な頻度で行うと、鼻腔や副鼻腔の粘膜が刺激され、逆に健康リスクが高まる可能性があります。

いつやるの?

個人的には

  • 咽頭に違和感がある時
  • 風邪を引いた時
  • 鼻水が黄色っぽい時

前述したように毎日行っても、1日2回程度なら問題はありません。その場合は既製の洗浄液または生理食塩水を購入したほうが良いかもです。

高張濃度で毎日行うと必要な粘液や微生物まで流してしまうため逆に感染症に敏感になってしまいます。

私の場合であれば、0.9%の食塩水を自作して鼻うがいしています。この濃度ならインドのヨギーが行っているように問題ありません。

この時真水で行うと浸透圧が逆に働くのでプールで水が鼻に入ったときのツーンとした不快感が起こります。

毎日行うのが億劫な場合は、風邪の兆候が見られた時だけでも〇。

なにを使うの?

インドではNeti Potというジョーロ形状の専用器を使いますが、私の個人的なオススメはハナノアのボトルです。初心者でも非常に使いやすい設計になっていて、失敗したことはありません。

 

  • 口から出すタイプ
  • 鼻から出すタイプ

の二種類ありますが、気になる方を試すくらいの軽い気持ちでやってみるといいです。

私は鼻から出すタイプの方がなんとなく好きです。目安は初心者には鼻から出す、鼻の奥までしっかり洗いたい場合は口から出すほうを選択してみてください。洗浄液を鼻孔にそそぎながら、「あー」といいながら行うといいでしょう。

市販の洗浄液を使い終わったら

洗浄器は処分せずそのまま使って大丈夫なので、再度洗浄液だけ購入するのもありでしょう。

 

しかし、それだとランニングコストがかかりすぎるので私は重曹食塩水を逐一調製して鼻うがいに使っています。0.9%濃度の50mL水溶液を作るには450mgの固体を50mLの水で希釈します。人肌にあっためた水を使うといいでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?鼻うがいは、鼻や副鼻腔の清掃を行い、呼吸器系の健康を促進するための有効な方法です。花粉症や風邪予防だけでなく、口臭の予防や鼻づまりの緩和にも役立ちますよ。快適な生活を送るために、鼻うがいを積極的に取り入れたいところです。