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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

スイス バーゼルでの生活 ~1ヶ月経過~No.2

こんにちは バーゼル博士です!

前回に続いて1ヶ月間で起こった出来事を書きたいと思います。

今回は移民局と銀行口座の開設についてです。

 

バーゼル移民局

僕はこれから4年間、ここバーゼルで生活するのでビザが必要なんです。

 

以前ラボの秘書さんから送られてきていたビザ申請用の書類、パスポート、雇用契約書、家の賃貸契約書を持って移民局に行きました。整理券を取って呼ばれるとカウンターで個人情報を色々書かされました。それをもう一度カウンターに持って行くと個室に通されバーゼルの説明、これからしなければいけない書類作成、ドイツ語スクールの半年無料券などをもらって最後にpermit用の写真を撮って、25スイスフラン払って手続きは完了です。

な〜んにも問題のない手続きでした。

 

後日IDカードが郵送されるみたいです。

これ行かないで3ヶ月を越えた滞在は不法滞在とみなされるので気をつけて下さいね。

 

・銀行口座の開設

長期間滞在するためには銀行口座があると便利です。特に日本の博士課程の学生は学振が通ったとしても約20万円/monthのお給料(落ちると親のすねかじり)だと思いますがアメリカやヨーロッパ、中国などでは博士課程の学生はお給料をもらいながら博士号を取ることになります。僕のいるスイスの場合は分野や大学によって異なりますが2~3倍のお給料がもらえさらに有給休暇の取得が義務付けられてます。

そのため銀行口座の開設は必須なわけです。

 

そこで移民局の隣の銀行で口座を開設することにしました。

日本だったら銀行に行ったその日に口座開設ができるところが殆どですがこちらでは予約が必要で後日また来行しなければなりません。

僕の場合は翌日でした。

 

翌日行くと担当の方と握手をして個室に通されその方の自己紹介、銀行の紹介をしてもらった後どのような目的で口座を作るのか聞かれました。

その時に雇用契約書の原本が必要でした。

 

また少し驚いた事なのですがこちらではクレジットカードよりもデビッドカードが主流なようで維持費もデビッドの方が半分以下だったのでとりあえずデビッドカードだけ作ることにしました。

 

知ってる方が殆どだと思いますが日本ではあまりデビッドカードが馴染んでないと思うので少し説明させて下さい。

 

  • クレジットカード

言葉から分かるように信用機関を挟んで支払いが発生するため簡単に言うと口座にお金が無くても借金ができるわけですね

考えて使わないと翌月の請求額がえげつなくなる時もあるので注意が必要

  • デビッドカード

それに対してデビッドは直接口座からお金が引き出されるので借金は出来ませんし、口座にお金がなかったら支払いが出来ません。

 

これだけ見るとデビッドカードが一歩リードな感じがするかもしれません!

 

しかし不便もあります

 

いわゆるクレカ払いができないんです❗️

そうなると飛行機の予約ができないんですよ。

なぜか?

セキュリティコードを持たないからです。

これは結構不便。

 

僕はわかりませんがNetflixなどの有料動画配信サービスやアマゾンなどもできなくなるんですかね…

 

って事で今はデビッドのみで生きてます。

一時帰国する前にクレカの申し込みしようかなと思ってます。

 

ちなみにデビッドカードの維持費は40スイスフラン/年でクレカは初年度が無料で2年目から100スイスフラン/年かかります。

 

これ書いてて頭が整理されたのか分かりませんが、別にクレカで良かったじゃんと思ってます笑

 

以上

移民局に行った話と銀行口座を開設した話でした!

ぜひ参考にして下さいね!

では

Have a good day