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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

スイス バーゼルでの生活(~1か月経過~)

f:id:daringAdv:20190428015046j:imageこんにちは!バーゼル博士です。

4月頭からスイスはバーゼルという場所で博士課程の大学院生として生活が始まりました。今回は4月最後の週末(10連休とかないから)で外も雨なのでこの一か月に起きたことをつらつらと書きます。

バーゼルと言えばあまりメジャーな感じはしませんが、柿谷曜一朗選手がFCバーゼルに所属していたことは記憶に新しいと思います。

ライン川が旧市街地と新市街地を隔てていてとてもきれいな街並みです。なぜバーゼルを選んだかは博士課程進学ついての記事で詳しく書きたいと思います。

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さて、ここ一か月にいろいろありまして。。。

  • ドバイに二泊
  • 移民局、銀行口座開設
  • 携帯の契約
  • 実験開始
  • 入学手続き
  • イースターholiday
  • 部屋のシャッターが開かない
  • スイス政府の奨学生として採用決定

などなど今パッと思いつくだけでもこれくらいあるので記事をいくつかに分けて書こうと思います。

 

~ドバイに二泊~

僕がチューリッヒ行き成田発の飛行機に乗ったのは3月29日でした。約11時間のフライトでドバイで三時間のトランジットののちチューリッヒ行の便に乗るはずでした。

しかし、ドバイ国際空港の上空が砂嵐で視界が悪く着陸が難しいという機長の判断で少し離れた空港に降り立ちました。ここまでは良かった。空港にバスが迎えに来てドバイ国際空港をまで送ってくれるのかなーとか安易な妄想をしてました。

他の乗客の皆さんがベルトを外し、降りる準備をしていると機長からアナウンス。

「まだ空港側の準備が整っておらず私にもこの後のことが分からないので座ったままでおまちください

ここから始まりました。

CAの方がスナックやらドリンクやらを出してくれて落ち着いてください感が半端なかったですね。

気づいたら5時間機内の中で待ちぼうけ。

その間に勤務時間の関係で乗務員を変えなくちゃいけないとのことで代わりの乗務員を待つのに一時間半くらいかかってましたね(飛行経路とか天気の回復とか大変だったんでしょう)。

 

やっと離陸したと思ったら15分で到着しました。

トランジットカウンターで代わりの搭乗券をもらおうとカウンターを探したらここだけ山手線ですか!くらいの勢いで人が並んでいたんです。ドバイ国際空港を経由地としていた飛行機がすべて隣の空港に一時待機していてこれからどっかに飛ぶ予定だった人が全員そのカウンターに集まっていたんです。

 

僕も並びました。6時間。まじで。ずーと立っぱ。みんなイライラ。なぜかカウンターのグラウンドスタッフもイライラ(ため息なんかつかないでよ、これがあなたの仕事でしょって思った)。

加えて人々の短気さと後から来たのに前に行こうとする哀れさに幻滅し6時間後にようやくカウンター前に到着しチューリッヒ行の便を予約してもいました。

その際のやり取りがこちら

スタッフ「ごめんね、少し休ませて。ほんとに疲れてるの。」

僕「うん、こんなに人いたら大変だよね。お気の毒に。」

スタッフ「オーケイ、チューリッヒ行ね。」

僕「うん、今日のはもう無理かな?」

スタッフ「無理ね、明日の便も無理だわ。明後日の日曜日に席が残ってるから取るね。んでこれがドバイのホテルのチケットね。」

僕「どうもね。」

 

搔い摘むとこんな感じでした。

だからドバイに2泊しました笑

ホテルはきれいだったし、初ドバイだったし「まぁ いっか」って感じです。

日曜日のあさ5時に空港まで送迎してもらい8時の便でチューリッヒに向かって13時に到着してそこから一時間電車に乗って無事バーゼルにつきました。

バーゼルのホテル3日分とってたのに一泊しかできなかったし、次の日月曜で大学行かなきゃだし結果ドタバタの往路でした。

 

結びに〜

もうドバイ経由はいいかなー

時間に余裕あるときはいいけど、今回みたいな時はやめよう。

って思いました。

皆さんもそれを踏まえて計画を立てるといいかもしれませんね。

予期せぬことが起こるのが旅の醍醐味という考えは否定しませんが、11時間ただ待つという時間をもう経験したくはないですね。

 

次回は

ラボ生活の開始と移民局に行った話を書こうと思います。

では。 

Have a goog weekend!