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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

薬もいいけど「塩水」はいかが?

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こんにちは。今回は何とも怪しげで、オカルトチックなタイトルの著書 

なぜ塩と水でだけであらゆる病気が癒え、若返るのか」を読んだので紹介します。

 

 
結論から言えば試す価値はあると思います。
著者は一日に2-5gの塩とミネラルウォーターを摂取することであらゆる病が癒えていくと唱えています。
現代人は食塩という加工塩を多量にとっているため慢性的な水分不足に陥っている可能性が高く、それにより様々な不調、病気がSOSとして姿を現すのだとか。
塩の重要性は経験や伝統からも見て取れるという。
 
例えば、キルギス人は羊の腸でソーセージを作る際に羊の肩を叩く。それで骨が折れた羊は腸膜も薄くソーセージには使い物にならないのだとか。骨が折れない羊は丈夫な腸膜を持っているためソーセージ作りに適していると。
後にわかったことで骨が丈夫な羊は良質な塩を摂取している。
また、妊婦さんが腰痛で歩けなくなった際に海水に入ると腰痛が消えるという体験談も。
 
これらはすべて塩と水に関係していると著者はいう。
体に十分な量の塩分を摂取していないと水を飲んでも体に吸収されにくく、隠れ脱水を起こしている可能性が高い。
妊婦さんでは妊娠後期になると2-3日で羊水が入れ替わる。羊水は海水に近いので塩分が必要で、お母さんの体から塩分をもらって羊水を作る。
そこで妊婦さんが十分な塩分を取っていないと神経に炎症が起き腰が痛くなる。
海水に入ると体が経皮吸収で塩水を取り込むので塩分と水分を同時に摂取でき結果腰痛がおさまるという。
 
ふむふむ、なんだかおもしろくなってきた。
要するに体に必要な水分を摂るには水分だけでなく塩分も一緒に、つまり塩水を飲むのが効率が良いということですね。
 
ただ普通の食塩を摂ればいいわけではないらしい。
海水塩や岩塩、中でも著者はクリスタル岩塩を推しています。
食塩はNaClが主成分でそれだけを摂ると脱水症状や高血圧になるのだとか。
因みに高血圧の原因も血液中の水分不足が原因だそう。
 
動物の体はイオン輸送する際にポンプを動かしますがそれには浸透圧が必要です。
だからナトリウムイオンだけでなく他のミネラルも取らないといけないみたいです。
 
最もクリスタル岩塩は通常のスーパーでは買えませんが、岩塩であれば入手しやすいもの。その際も生成されていない岩塩がベストだそう。
日本人には海水塩があっているかもしれませんね。
 
塩水療法と著者は呼ぶと同時に毎日の2リットルの水を塩水に変えるだけで今まで隠れ脱水だった人は体に変化がみられるのだとか。
またタイミングとしては起床後食事前、そして就寝前を基本としてあとはアレンジしてねと書いてあります。
また濃度は0.1%でいいので経済的ですね。
 
生きとし生けるものは全てエネルギー体なので長い間太陽にあたってエネルギーをため込んだ岩塩や海水塩、そしてミネラルウォーターを飲むことでエネルギー補給になるのも頷けます。
 
他にも著者は濃度の異なる塩水で様々な病に対応できると説いています。
乾癬、水虫、風邪、ヘルペス、アレルギーと喘息、痛風....................(沢山応用例があるので興味がある方は読んでみてください)
 
てなわけで、私も実践中です。
クリスタル岩塩はスーパーで売っていなかったので代わりにヒマラヤ岩塩(ピンクのやつ)でやっています。
塩水療法のみで大体0.1%の塩水をπウオーターと作って飲んでいます。
三週間ほど実践してすでに気付いたのは睡眠時間が短くても疲れないということ。
最近興味のある本がありすぎて徹夜で読み漁っていますが、次の日もお昼寝なしで問題ないです。(その日の夜はきちんと爆睡)
更に便が毎日バナナ型で2-3回出ます。
そして目に見えて変わったのは肌がきれいになりました。
鼻の周りが赤くなる体質で、高校生あたりから気になっていましたが赤くならなくなりました。あとは目の充血、ドライアイが改善したことですかね。唇の乾燥もなくなり、リップクリームがいらなくなりました。
後は、こちらに来てからなんだか首が回らなくなっていたのですが回るようになったり、夜にトイレに起きることがなく熟睡できるようになりました。
なんだかよさげなので継続してみます。
興味のある方はぜひ著書をご参照ください。
 
読んでいただき有り難うございました!では。