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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

お盆の帰省道:1歳の息子との5時間車旅から学んだ家族での楽しい移動術

お盆の季節、家族と共に過ごす時間は何よりも貴重ですよね。今日はお盆のために、1歳の息子と一緒に車で5時間かけて私の実家に帰ってきました。このブログでは、家族での長時間の車旅を通じて得た楽しい移動術をシェアしたいと思います。

旅の経験

息子の笑顔が道中の癒しでした。途中妻の実家に数時間滞在した際に、新しい景色と人に興味津々の彼の姿を見ることができ、旅の時間が更に楽しいものとなりました。もちろん、車内ではギャン泣きの時も結構あったので親は常に平常心を保って安全に移動を心がけました。

家族での移動を楽しむため

子供向けのアクティビティを用意する

「お気に入りのおもちゃや絵本を持参しておくことで、子供も楽しみながら過ごせます。」と模範的な事を言いたいですが、現実はそんなに甘くありませんね。一歳児に絵本を数時間読み聞かせをするのは想像しただけで全身に疲労が回ります笑。私たちが用意したのは十分な食料とコンテンツでした。息子はおかきや干し芋が大好きなので(はじめは日本食に戸惑っていましたが今では大好物です)、小さなジップロックにそれらを入れて小腹が空いていそうな時に食べさせていました。

空腹が和らぐと寝てくれることもあるかもしれません。

 

 

 

コンテンツは月並みですがYoutubeからお気に入りの動画をオフライン保存してプレイリストにしておきました。ちなみに息子がハマっているのは「働く車シリーズ」や「パウパトロール」です。後者はスイスにいる時から大好き。英語の方がより理解しているようです。これは最終手段ですが、シートの後ろにiPadをつけて見せると20分ほどで寝ていたりします。


www.youtube.com


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 頻繁な休憩を取る

 当たり前ですが、子供は長時間の座ったままの状態よりも、少しずつ休憩を挟むほうが落ち着くことが多いです。5時間の移動で実家に帰る途中に妻の実家があるのでそこで数時間休憩しました。じいじとばあば、おばさんに大喜びで家中を走り回っていました。親バカですが、かわゆいです。頻繁な休憩といってもサービスエリアごとに子供を降ろして休憩は体力的に大変なので、塩梅が大事です。

子供のスケジュールに合わせる

これは個人的に最も効果があると思います。子供のお昼寝時間や食事のタイミングに合わせて、休憩や食事のスケジュールを調整すると快適です。効果を最大限に発揮するため、我が家は朝5時に家を出発しました。もちろん息子はチャイルドシートに座るとまたすぐ爆睡。約2時間の旅行でしたがほぼ眠っていてくれました。義実家を出る際もお昼寝の時間が近づき、眠くてぐずぐずし始めた瞬間に出発。初めの1時間半はすやすや眠っていました。

家族旅行前には、以下の点に注意

必要なものをしっかりと準備

おむつやミルク、おやつなど、子供が必要とするものを十分に持っていくことが大切です。準備してあって、いつでも対処できると親に余裕が生まれ、それが子供にも伝わります。入念に準備したいところです。

子供用のシートや安全装備を確認

安全なシートやベルトの確認を怠らないようにしましょう。チャイルドシートのベルトをきちんと肩で固定し、急な揺れにも前に倒れ込まないようにします。中には固定されるのが嫌でものすごい勢いで泣く子もいますよね。うちのもそうかもです。でもここは譲れません。子供の安全が第一です。

感情のサポート

子供がイライラしたり不機嫌になったときは、愛情と理解を示してあげることが大切です。数時間にわたる拘束は動くのが好きな子供にはかなりきついと思います。ぐずぐずして、大きな声で泣き始めたり。すると親も焦ってしまって、またそれが子供に伝わってという悪循環に。我が家では状況をわかりやすい言葉で何回も説明するようにしています。すると4〜5回でスーと理解し、しょうがないなぁという顔をします。子供と一緒に親がイライラしないのが重要です。怒る(叱る)とはその子が世界を生きていく上で必要なルールを教えるためにとる行動のことで、自分のイライラを子供ぶつけることではありません。親はいたってニュートラルにサポートしましょう。

帰省の楽しみ

家族での旅行は、子供との特別なひとときを作るチャンスです。新しい環境での経験が、子供の成長にも繋がります。その経験を一緒に体験できるのは親の特権です。今しかない時間を十分に楽しんでもらえたらと思います。スイスから日本へ13時間のフライトを1歳の息子と経験したのはものすごーく大変でしたが、とても良い経験になりました。その時は時間が長すぎたので私も妻もそして息子もハイになっていたらしく、一睡もしませんでした笑(正直あまり思い出したくないけども。。。)

まとめ

家族との旅行は、長時間の車移動でも楽しい思い出を作ることができます。皆さんもぜひこれらのアイデアを参考にして、家族との素敵な旅行を楽しんでみてください。お子さんとの大切なひとときを心からお祈りしています。