That was caused by my inexistence.
角田選手
今年からF1にアルファタウリホンダから参戦している角田選手(20歳)。
初戦のバーレーングランプリのテストで全体2位のタイムをたたき出すなどルーキーとは思えない活躍を見せてくれています。
決勝は13番手からのスタートでしたが、1週目で何個かポジションを落としてしまいます。
しかし、ここからが角ちゃんの真骨頂。
目の前の車数が減ってきてからはタイヤをセーブしながらもワールドチャンピオン経験者のアロンソ、ベッテル、そしてライコネンまでオーバーテイクしていきました。
角ちゃんはブレーキングに非常に定評があり、10位通過で迎えた最終周の第一コーナー。
前方を走っていたストロールは十分のギャップがあると思っていたみたいですが、ホームストレートでスリップストリームに入った角ちゃんはぎりぎりまでブレーキングを我慢します。
前方のストロールがファーストコーナーのブレーキングに入りラインを変えられなくなった時に角ちゃんはラインをずらし、圧巻のブレーキングテクニックでストロールの横に並び、オーバーテイクしました。
通常ならタイヤがロックするであろう状況だと思いますが角ちゃんはロックさせません。
力強いが柔らかいブレーキングが強みの一つだと思います。
また、レース全体を通してリアに負荷をかけたのは最後のストロールをオーバーテイクする時のみだったらしく、タイヤにも優しいまるでタクシー運転手のようなスムーズな運転テクニックを持っています。
最終的にF1デビュー戦を9位、ポイント獲得という鮮烈デビューを果たしました。
そんな彼がレース後無線で
That(オープニングラップでポジションを落としたこと) was caused by my inexistence.
と言ったんです。
辞書に例文なし。。。
何となくニュアンスはわかりましたが、そんな表現あるのかな?って感じだったので辞書を引いてみましたがinexistenceで調べても例文でそれっぽいのは出てきませんでした。
ではどういうこと?
その場に存在しないこと、しない状態。
これによってオープニングラップで何個かポジションを落としたと言っているんです。
これらから判断すると、地に足がついていない、ソワソワしていた状態を言っているのではと解釈しました。
おそらくF1での初めてのオープニングラップでの第一コーナーは角田選手をもってしてもそういう状態になっていたのでしょう。
しかしながら、レース後フランツ監督が「まずはファーストラップを生き抜くのが最重要。だから心配するな。そこで生き残れれば後はついてくる」と言っていたので、とても良い形でデビューを飾れたのは確かですね!
益々活躍が楽しみです!
因みに!
辞書で浮足立つ、地に足がついていない、ソワソワなどの対応する英単語は
be down-to-earth
be restless
がありました。
まとめ
My inexistence (浮足立った状態)
使える機会があったら使ってみたいと思います!
I hope that I will not experience a state of inexistence, for instance, depending on the results I get on my work though...
では今日はこの辺で。
Ciao!