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スイスでPhD(博士号)を取得したScientistの徒然なるひとり言

ほぼ全部解除

 

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私事ですが、今週27歳になりました。

お昼に帰ったら妻がちらし寿司と手紙を用意してくれており、ウルッと。

27年前に僕を産んで育ててくれた両親に大感謝です。

みんなありがとう。これからもどうぞよろしく!

 

さて、スイスでは2022年2月17日付けでほぼ全てのコロナ関連規制が撤廃されました。

ウイルスとの共生を選択した新しい時代が幕を開けた様に感じます。

先ほどスーパーに買い物に行って来ましたが、マスクをする必要も、ゲートの前で人数制限で待たされることもなく快適に買い物が出来ました。

現在残っている規制は病院内のマスク、公共交通機関を利用する際のマスクのみです。

これらの規制も3月末には撤廃される見通しです。

 

スイスは去年の9月から規制を一気に厳しくして、外食や映画館に行く際は接種証明書or罹患証明書or陰性証明書の提示が必要でした。さらに大学に行く際もどれかの証明書を持っていないと研究出来ない状況。(打っても罹るのだから全員に検査が必要だよねというのは置いておく)

個人的な集まりの人数制限まであり、一人打っていない人がいる場合は最大五人まで。

屋内ではマスク着用義務でどこに行くのにもマスクが必須でした。

 

2月16日の政府の閣議決定でほぼ全ての規制を撤廃し、非常事態宣言も解除。

各州に決定権が戻され、科学者からなるコロナタスクフォースも解散しました。

その発表があってからすぐに大学のタスクフォースから春学期は証明書やら座席の間隔やら全て撤廃する旨のメールがありました。

その時点ではマスクについてはまた後で連絡するとあり、今日の午後に正式に屋内でのマスク着用義務もなくなりました。

勿論、免疫が弱っている人が近くにいる場合は相談の上、着用が推奨される場合はあります。

 

そのメールをもらった瞬間にマスクを外しました。

何とも言えぬ感覚。

ただ、皆がマスクを取ったわけではなく、帰るまでつけ続けているのも何人か。

スーパーでも全員がノーマスクというわけではなく、各々の判断でスーパーに入る時だけつける人、つけない人、ずっとつけてる人などで半分くらいの人はつけていませんでした。

その人の自由ですし、自分の体は自分が責任を持たなければいけないのでお互いに尊重するべきです。

 

この規制解除は旅行客にも適用されPCR検査や接種証明、隔離も必要ありません。

周りで暴走している国々がありますが、そのうち解決すると思います。

 

ありがとうございました。