こんにちは
今回は2020年にNature communicationから発表された面白い論文を紹介します
https://www.nature.com/articles/s41467-020-19802-w
「中国の研究者が武漢の1000万人を対象に行ったロックダウン後の検査結果について」
武漢でのロックダウンの後、半月に亘って核酸スクリーニング検査を実施
6歳以上の住民全員(10,652,513人)が対象でその全人口の92.9%が参加
その中で34,424人は罹患済で除外
その他9,865,404人を対象に検査した
その結果300人の無症状陽性者が確認された
そのうち偽陽性が37%であった。
63%は結成抗体検査により感染が確実とされ、その陽性者に対する濃厚接触者1,174人からは陽性反応は出なかった
また、実験室での研究により病原性は時間経過ととみに弱まり、新規感染者は初期感染者よりも無症状でウイルス量が少ないことが示された
という論文でした。
まず、さすが中国ですよね 実験の規模がデカすぎるw
あの国に数では勝てませんわ
にしては無症状の陽性者少ないなぁという印象でした。
やはり検査能力は約60%の正確性でコインによる先行決めと同じくらい
これじゃ何も正確な議論もできないと思います。
実際に罹っていた人でも近親者に移した確率は0%ということでしたね
つまり無症状の人を検査する理由はどこにもないはず
ウイルス学上、ウイルスは宿主に寄生しないと生きていけないので宿主を殺すようなことはあまりありません
殺すのは自殺と同じです
そのため変異を起こすたびに毒性を弱めていき宿主と共生するよう努めます
その結果人間ではシナプスができ、ミトコンドリアが細胞内にいて、遺伝子の40%がウイルス由来なんですよね
そろそろウイルスさんと共生を考えてもいいのではないでしょうか。
読んでいただき有り難うございました。