こんにちは。
スイスの郷土料理レシュティをご存じですか?
ジャガイモを千切りにしてそれを大量の油でカラッと揚げてチーズやベーコン、目玉焼きをのせていただくお料理。
勿論スイスに来てから知った料理で初めて食べたのはベルンに行ったとき。
有名なお店があるとガイドブックで見たので行ったところ、結構おいしいこと。
そして実際にたまーに食べたくなります。
妻に頼んでこれまでに一回だけ作ってもらいました。
始めてレシュティを食べてから一年半後のつい先日の週末。
土曜日の朝に何しようかと妻とソファに座りながらだべっていたところ、二人ともなんだかレシュティが食べたくなっていることがわかりました。
そこでGoogleで近くのレシュティが食べられるレストランを探したところBruggというところに評価4.2のレシュティファームというお店を発見。
バーゼルからは約一時間。
ならばということで10時半ごろに家を出てレシュティを求めてBruggに向かいました。
SBBからBruggまでは約40分くらい。
そこからバスに乗りBaumSchuleで下車。
地元の人もだれ一人下りない駅でアジア人2人が降りました。
そこから別荘地の裏道を進み、トウモロコシ畑を進むと標識が登場。
右はLinn、左がレシュティファームと表示。
Linnは一度ハイキングをしに行ったところでユラパークがある場所。
桜を見に行きました。
標識を左に進むとお店の看板を発見。
さらに奥まったところにレシュティファームはありました。
お店の中庭に通されて席に座って周りを見渡すとお客さん全員がこちらの目線を向けていました。
差別的な目線ではなく、こんなところにアジア人?なんか観光地あったっけというクエスチョンマークを浮かべた顔をしていました。
そういうお店に来たかったんです。
観光地よりも絶対美味しいから。
妻はブラックタイガーのレシュティとモッツアレラチーズとトマトのバルサミコ酢サラダ、僕はGoogleに載っていたおいしそうだったけど名前がわからないレシュティを注文。
勿論僕もサラダをいただきましたが、何とも絶妙なバランスのバルサミコ酢でブレッドとも相性抜群。
メインのレシュティは写真でもわかるくらいかなりの量。
となりの人も完食までに時間がかかっていました。
僕のはキノコソースがおいしくてペロッといただきましたが、妻がギブアップしたので半分ほどいただきました。
ベルンで食べたやつはカリッと、こちらはカリッとと蒸しじゃがの中間の触感。
結論レシュティファームもベルンのお店もどちらも甲乙つけがたくおいしかったです。
ジャガイモが主食になるのに納得できます。
他のお客さんはレシュティのあと超巨大パフェを頼んでいましたが、僕らは満腹だったのでお会計しました。
家に帰って2週間ほどたって、なんだかまたレシュティが食べたくなり妻にお願いしたところお昼ご飯に作ってくれました。
たまたま材料があったみたいでチーズと目玉焼きが乗っていました。
家で食べるレシュティもこれまた格別でした。
ジャガイモを大量に千切りにする根気と技術があればそれっぽいのはできると思うので是非お試しあれ。