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スイスで博士号を取得したScientistの徒然なるひとり言

物質的繁栄は終わり、東経135度を中心とした精神的繁栄の時代が来ている

ガイアの法則「Ⅰ」を読了したので書評を書きました。

ぜひ最後までお楽しみください。
*ここで述べていることはただの例であり、選民意識や優劣を語っているわけでは全くありません。文明の発展にはすべてが必要であります。




最近YoutubeTwitterFacebookなどSNSで「自分を大切にする生活をはじめた」、「仕事を辞めて家族との時間を優先した」、「好きなことを、好きな人と、好きな時にして生業をたてはじめた」などの投稿が増えてきた感じがあります。そして多かれ少なかれ私もその流れに乗りはじめた一人です。


対照的に人の上に立って仕事をしたい、承認欲求を満たしたい、すごいと思われたいとう感情からくる投稿は見ることが少なくなりました。


それは世界に先駆けて、特に日本で今顕著にみられるようになったと感じます。


なぜなのでしょうか?


その答えの一端をこの本から見つけることができると思います。




本から得られるもの

今までの物質的、二次元的世界から、精神的、一次元的世界へと地球の波動が変化している理由が、宇宙の法則をもとに説明されています。


栄えた文明は必然的に栄えたのであり、これからもその法則はかわらない。


そして、文明だけでなく、天皇家の菊の紋章(16放射線状)、人間がリラックスできるのは16ビート、睡眠の深い浅いが繰り返されるのは90分間隔なのも偶然ではない。


全てがガイアの法則に乗っている。


なぜ、いま英語が世界共通語になっているのか、そして、これから日本語の言霊が重要になってくる理由。それもガイアの法則から説明できます。



そして我々日本人がどこから来たのかも。







著者のプロフィール

千賀一生
作家。教育家。舞踊芸術家。
主な著作に『ガイアの法則』『和の心』『タオの暗号』などがある。
教育、建築、歴史、舞踊など、多様な分野で既存の枠組みをこえた活動を展開している。

わの舞、和学の会を主催。


活動の詳細は、下記をご覧ください。

わの舞

https://chiga.jimdo.com/


和学の会
https://japanese-traditional.jimdofree.com/




本の概要

人類の文明の頂点(時代をリードする地域や場所)は歳差運動周期が一周する2万5776年とまったくおなじスピードで移動している。

文明には東回りに行く文明と西回りに行く文明があり、それらは前インダス文明から始まって東に回る文明と、シュメール文明が始まって西に回る文明。

それぞれが1611年周期で22.5度ずつ中心がぴったりと動いている。

その誤差は0.1度の狂いもない。

ガイアの法則Ⅰから

そして約1600年あるうちの前半800年が東回り、800から1600年間までが西回りに位置する場所がそれぞれ文明の中心地になる。


現在までは経度0度にある、アングロサクソン文明が約800年間世界の文明の中心地としてリードしてきた。


つまり、現在から少なくとも約800年は東経135度、日本の明石、淡路島が文明をリードすることになる。(優れるという意ではない。)


西回りスピンが優位になる時代は物質的繁栄が優位になり、東回りスピンが優位になるときは精神文明が優位になる傾向がある。


これからは、資本主義や対立競争型の文明(西洋型)から融合とか公助とか助け合いとか、そういう文明(日本型)になる。



物質的思考の世界は二次元的な世界、つまり、打算的、合理的な考えかた。


精神的思考の世界は一次元的な世界、つまり、感覚的、融合的な考え方。



アングロサクソン文明を代表するイギリスを中心とした西洋は合理主義で、理詰めでものを考える。



しかし、その対極にある日本人はもっと感覚的である。


面白い研究例がある。


世界の民族の中でも日本人と一部の民族だけが自然の音などを言語と同様に左脳を使いながら、つまり、雑音ととらえずに聴いている。


あとの民族はみな右脳でとらえている。


これは、同じアジアの中国、韓国、他の国々でさえも日本人とは脳機能が違うということ。



また、我々の祖先はシュメール文明の叡智の一部を受け継いだユダヤの血縁が関係している。


その叡智の一部がシュメール文明が宇宙周期象徴学と呼ぶシンボリズム。


そしてその叡智を凝縮した象徴図形があの16放射線状の図形と同一のものだった。



そのシュメールは、昔、日本列島で新たな文明を開始した人々の子孫だという。


つまり、現在の日本人は、古来日本列島におり、そこから、シュメールへと渡り、文明の変遷と共に西へ移動し、いつか来る文明の中心地、ふるさと日本へ戻ってきた人たちの子孫なのである。


その証拠は言語に潜在的に記録されている。日本語は孤語といわれるほど世界に似た例がないが、その文法構造はシュメール語に類似する。


面白いことに、シュメールの末裔とされる民族には日本人と同じ蒙古斑があることも確認されている。


日本人に年末の大掃除の習慣があるがそれもシュメール文明から引き継がれたものである。


彼らも節目の前には古き思い、観念、執着心、うまくゆかなくなった事などを捨て去ってきた。


毎朝太陽に意識を向ける習慣も引き継がれたものである。



気づいたこと

ヨーロッパに留学していて毎日彼らと時間を共にしているため気づくことは多いです。


まさに彼らは非常に合理的で論理的です。自分が出した考えや答え全てにおいて「なぜなら」を続けることができます。


というか、言わずにはいられないように最初は感じました。


なぜラボに少し遅れたのか、なぜ休暇を取ったのか、など研究とは関係のないことでさえ説明するのが普通に感じます。


自分の正当性をそんなに証明したいのかなと思っていましたが、ただ、全てに理由付けをする、言語伝達的な脳だったんですね。


さらに、資本主義の中心地に近いから?か選択の判断基準が金額であることも多いです。


洗えば使えるガラス器具でも、買ったほうが安いからとさっさと捨てて新しいのを出すのが当たり前です。


僕はせっかく其の形に生まれてくれたガラス器具を一度の使用で捨てることができず、洗って何回も使っています。(金銭面では申し訳ないですが。)


また、圧倒的な個人主義です。



しかし、これらはすべて根底にある文化や脳の違いと判り、最近では僕は僕らしく、日本人らしく振舞えばいいと、いい意味で思うようになりました。


みんな違ってみんないいんです!


すると日本人はこうなんだねーと関心を持ってもらえることもあります。


また、日本語の言霊のせいなのか、周りに日本語を勉強し始める人や、少し話せる人が集まってくるようになりました。不思議です。


こちらに来てから頭に浮かんでいた将来への考えや理想がガイアの法則に乗ったものなのかもと思うとワクワクしますね。


魂を信じて、毎日丁寧に生きていきたいと思います。



まとめ

いかがでしたか?今回はガイアの法則Ⅰの書評を書きました。

ピンっと来る方は実際に手に取ってみてはいかがですか?

次回はガイアの法則Ⅱをお送りします。

読んでいただきありがとうございました。

では。



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