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書評:ひつく神道入門 日本人が知っておくべき本当の心の整え方(中矢伸一)

こんにちは。

今回は「ひつく神道入門 日本人が知っておくべき本当の心の整え方
を読了したので書評を書きました。
では、お楽しみください。


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ひつく神道をご存知ですか?日本人の精神的な拠り所は何なのでしょうか。
最近では神道が日本人の宗教であるといわれることも多いですよね。
なぜなら、それが日本古来の宗教であると一般的に言われているから。
しかし、悲しきかな、その神道でさえも様々な外来宗教の影響を受けています。

現在の神社神道は明治以降の国家神道(欧米の強さは宗教から来ると結論付け国家が主導して神道を国の宗教とした政策)を組み、本来の神道の根幹部が抜け落ちています。





本から得られるもの
ひつく神道(中矢さんが命名)は従来の神道とは異なり、神道が成立する以前からある、いわば古神道と呼べるもの。
ここには日本人の潜在意識を通じて受け継がれてきた精神性、宗教観、人生を上手に生き抜くための知恵が詰まっています。それが書かれているのが「ひつく神示」です。この本では日本と世界の行く末を案じる予言や、未来の理想社会の様相、霊界の構造、病の直し方、開運の仕方、人生の歩み方などが書かれているひつく神示の解読書入門編で理解しやすい文章で学ぶことできます。


著者のプロフィール
中矢伸一(なかやしんいち)さんは東京生まれ、「日本弥栄の会」代表。米国留学を経て、日本と日本民族の特殊性に気付き、独自で研究を始める。「日月神示」を1991年に刊行。数ある書籍を出版されています。

本の概要
日月神示とは一種の神の教えです。
第二次世界大戦が終了する前年、昭和19年に、画家であり神道研究家であった岡本天明が、千葉の麻賀多神社を参詣した際、勝手に手が動き出し、文字を書く「自動書記」が起こり、その後もその現象が昭和36年まで続き、全37巻で構成されています。原文は漢数字、かな、記号がまじりあった文体で構成され、現代人にはわかりません。書いた本人も理解ができなかったと言います。解読するためその他の研究家、霊能者の力を借りて、全訳文が完成しました。

日月神示は人間が書いたものではありません。神様という霊的な高次元の意志が、岡本天明という肉体を通して、書かれたものです。
いわば日本列島に太古から受け継がれた霊的な叡智が表層化されたものと中矢さんは言います。


生と死、天国と地獄について神示では「現界で天国を生み出し、天国に住めんものが、死んで天国へ住める道理ないのぢゃ」と書かれています。
現世界で身魂磨き(みたまみがき)をし、天国にいるように楽しく、清らかに生活していれば、死後も天国。現世界で地獄にいるように、暗い気持ちで、嫉妬、憎悪に心が染まっていれば死後も地獄に住むようになると。閻魔大王が裁きを下すようなことはなく、魂の波動で行く場所が変わる。

では、人生を天国的な幸福感で満たすためにはどうすればよいのでしょうか。
中矢さんは感謝、反省、お詫び、そして神と融け入ることだと説明しています。

神と融け入るとは宇宙のすべてと繋がるということです。
「石でも水でも草でも木でも動物でも、すべてがつながりぢゃ。(略)和すと自分となるぢゃぞ。自分大きく、明るくなるのぢゃ。豊かに嬉し嬉しぢゃ」

言い換えると神様と波長を合わせることが大事です。祝詞の奏上もよいですが、食生活を正して血をきれいにし、気の流れを整えること、月に一回は神社にお参りすること、日拝、何らかの形で農業に携わるなどが有効。


また、宗教的な発想だと「清貧」が美しいというふうになりがちですが、
「生活が豊かになってくるのが正しい道ぞ。行き詰まったら間違った道あるいているのざ」と書いてあります。
神の道を進むのは、嫌でもお金がたまると。


さらに、神示には食生活関連の文が多いです。
「牛の食べ物食べると牛のようになるぞ。猿は猿、虎は虎となるのざぞ。臣民の食べ物は決まっているのざぞ。いよいよとなりてなんでも食べねばならぬようになりたら、虎は虎となるぞ。獣と神がわかれると申してあろがな。縁ある臣民に知らせておけよ、日本中にしらせておけよ、世界の臣民に知らせておけよ「(天つ巻)第五帖」

あとは臣民の食べ物は五穀野菜の類であり、日本の豊かな自然で食べ物ができるぞと。

他には、正しい神棚の祀り方、参拝の仕方など非常に詳しく書かれています。






学部生時に神道国家神道)のさわりしか勉強しなかった私にはかなり新鮮でショッキングな内容が多くありました。今までの自分が信じていたのはなんちゃって神道だったのかって感じ。
今ではなるべくお肉は食べなくなりましたし、一日に2食になり、毎月1日と15日はほぼ何も食べません。

驚くべきはスピリチュアル性の高い方が仰る日本人の過去や未来、そして今起こっていることに関する様な記述も日月神示に含まれていることです。



まとめ
この日月神示は「上」の存在からまだ公開許可が下りていない巻もあるみたいです。
日本人なら少し勉強してもよい内容だと思いますね。


では。