こんにちは バーゼル博士です!
皆さん日本ではGWで10連休って方もいるのではないでしょうか!両親からどこの旅館も空いてない事を聞くと経済効果は途轍もないのでしょうか。
僕が思うに日本は勤務時間が長過ぎで休みがなさ過ぎます。
勤務時間を減らし、もっと休める環境作りをした方が経済が活性化するとおもうんですが....
だってみんな外出するでしょ!
関係ない話をしてしまいました笑
話を戻しまして、今日は、僕のラボでの実験が開始したので設備やミーティングなどについて紹介します。
ラボのメンバー構成
ラボは基本的に少人数制で僕の所は教授1人、秘書1人、ポスドク2人、博士課程9人が基本的な構成要員です。そこにvisiting studentが来たりやマスターの学生が3週間だけ実験しに来たりしますね。
あとは予算が増えれば人員も増えます。
居室
ここは学生のデスクトップやお茶菓子などがあるところで絶対ケミカルフリーになってます。
ちなみにこっちでは1人一台デスクトップが与えられます。そこにオフィスやchemdraw professional がインストールされていて快適です。
実験室
みんなが実験する部屋です。
実験室は4つあって一つの部屋に2〜3人で小学校の一般的な教室くらいの大きさです。
非常にゆったりと実験ができてます。
あと有機系ラボには欠かせないエバポレーターも1人当たり二つくらい使えます。自分の実験台にはアルゴン、窒素、真空ラインなどか付いてます。
これらの他に教授室と秘書室、分析室、グローブボックス室があります。
NMRは普段使えるのは3つあってオートサンプラーが付いてます。
グループミーティング
基本的に週に一回です。
全合成の問題、雑誌会、実験報告などがあります。
実験報告は月一回、実験結果をワードにまとめてみんなにメールで送りフィードバックをもらえます。ボスとのディスカッションもします。それらから得られた実験結果を3ヶ月に一回スライドにまとめて発表します。
Breakfast
これはこっち来て驚いたことですが、毎週金曜に担当の人が朝ごはんを買ってきてみんなで食べます。
朝ごはんといってもパン屋で何種類かを買ってきてコーヒー片手に食べる程度ですが。
これがあるから頑張れるってわけでもないですが1つの楽しみです。
こんな感じでしょうか...
何か質問があればコメントでください。
日本にいた時は人数が非常に多いラボだったので機器があくまで時間ができたりしていましたが、こっちでは少人数なので待ち時間がなくなりました。それだけでも効率的と言えます。
ちなみにボスは日本が大好きなので毎年来日するみたいです。また、こっちでは日本を好意的に受け取ってくれて朝行くと先輩からおはよう!お礼の際にはありがとう!と日本語で言ってくれます笑
機会があればポスドクや博士課程に応募してみては如何でしょうか。
スイスで何年間か生活するのも経験としておもしろいと思いますよ。
では
残りの休みを存分にエンジョイしてください!
Have a good holidays!