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スイスにいる大学院生の徒然なるひとり言

送料取るってさ

有機合成化学者は研究で天文学的な数の試薬を扱いますが、試薬や原料と言われるものは試薬会社から購入しています。

様々な試薬会社があって、デリバリーが早い会社、レアな化合物を扱っている会社、精製度が高い会社などそれぞれに個性があるので場合によって使い分けています。

こちらに来てからはもっぱら米国や欧州に本社を構える会社から買うことが多いです。

なんせとても早く届けてくれるからです。次の日には手に入ることもザラではありません。

しかし、その便利さが先日儚く散ることになりました。

なんと、輸送料として20CHFを注文に上乗せするというではありませんか!

学生は自分が好きなときに欲しい試薬を注文してそれを技官が会社に転送するという方式を取っていました。

それだと、後々バカでかい金額が付与されることになるので、大学側が試薬の注文を週に一度だけにして輸送料を最低限に抑えるという決断をしました。(自分が経理ならそうすると思う)

即日に届くのが魅力だったのにそれがなくなった今、別会社(2番目に早い)で注文しても最短で3日間待たないといけない。

 

ダぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!

 

仕方ありませんね、、、

色々思考する時間ができたと思ってプラスに捉えようとしています。

っていう話でした。