こんにちは。
日本では衆院選が始まりますね。
実はスイスでも来月末にある議題に対して投票があります。
1ヶ月ほど前も国民投票がありました。
同性婚に関するもので、欧州の中でも保守的なスイスは周りの国に比べると遅れた可決となりました。
町中に虹色の旗を掲げる家があり、facebookでも自分の顔写真の背景を虹色のポスターにするなど国民も活発に参政しているのが見られます。
因みにその虹色の旗にはJa Ich will「はい、に投票します」と書いてありました。
結果可決され、男性と女性、男性同士、女性同士が正装をしてキスをしている写真が見られるように。
全ての人が生きやすくなるといいですね。
さて、今回の国民投票ですが、なんとCOVID−19法についてです。
最初聞いたときは「はぁ?笑」と思いました。
イタリアやフランスでも同じような議論があったようです。
端的にいえば規制をより厳しくする法案だとか。
ワクチンを打った人と打っていない人で規制を設けて新型コロナウイルスを抑えようという、正義感からくる法だと理解しています。
うちの大学ではすでにワクチンパスポートが導入されているので投票の結果で導入がなくなるかどうかはわかりませんが。
同性婚のような多様性は受け入れられて、ワクチンの有無の二択性は受け入れられないのか、それともどちらも受け入れるのか、スイス国民に期待ですね笑
投票日に合わせて今度は「Nein」ノーと言いましょうというポスターが回ってきています。
隣国のイタリアやフランスでは何万人規模の反対デモが毎週起きていますが、勿論ニュースにはなりません。
反対したい人がいるから、強制したい人が出てくるわけで、全ては二極化しています。
それを続ける限り解決策には行き着きません。
反対するならさっさと仕事なんかやめて、辞めた人同士でコミュニティを作って生活したらいいと思います。そのうち世の中が回らなくなってもう一度声がかかるのがオチかと。
因みに大学からもらえる「ワクチン打ったよ」ホログラムは来年の6月まで有効ですが、それ以降はどうなるのかも気になりますね。
3本目が必要なのか、それともイスラエルのように4本目が無いと証明書を貰えないのか。
イスラエルではワクチンの本数を増やすたびに感染拡大していますし、イギリスでもそうです。シンガポールでは80%が接種済みで史上最大の感染爆発を迎えています。
本当に有効な方法なのでしょうかね。
接種者も感染するのは多くの人が知っていると思いますし、感染するということは人にも移すもの。個人的には何がしたいのか全く理解できてません。
そういえば先ほどスーパーでマスクをしていないカップルを見かけました。
冬至に向かって人々の意識の変容が起きているように感じます。
読んでいただきありがとうございました。
では。